2022年10月21日 16:06

「八幡平DMO」と「カラビナテクノロジー」は、観光庁「ワーケーション推進事業」企業と地域によるモデル実証事業の審査において「モデル企業・モデル地域マッチング」に採択。岩手県八幡平市安代地区を中心に、ワーケーションの実証事業を行う。

「カラビナテクノロジー」は、全国各地にリモートワークの社員が在籍し、その日の働く場所を個人の裁量で決められる、先進的な働き方を実践するユニークな企業。従業員の福利厚生、社外とのコラボレーション、将来の拠点開発を目的に、社員発案でワーケーションを制度化している。

今回そのワーケーションの実践地域として、条件がマッチし岩手県八幡平市の安代地区が選ばれた。対面での「チームビルディングや、社員のウェルビーイングの実現への効能」の効能を検証。また、同社が目指す拠点開発や地域課題解決型ワーケーションの可能性を検討する。

受け入れ側となる岩手県八幡平市は、2020年度より八幡平市観光協議会の部会としてワーケーションの検討と実践を進めてきた。今年4月には、新安比温泉静流閣がワーケーションルーム、コワーキングスペースを導入し、「ビジネス創出型ワーケーション」を展開。今回は新安比温泉静流閣がホストとなり、快適なワークスペースや地元食材をふんだんに使った健康食、また、安代地区の食産業事業者との交流を提供する。なお八幡平DMOは実証実験の現地側の調整と事務局を担う。