2022年09月20日 13:07

下関に関わりたい大学生や若手社員が主体となって、地元のフードロス問題を解決するDEGICON SHIMONOSEKI(デジコン)が、9月17日キックオフ。1月14日の最終審査会に向け、実現可能なビジネスアイデアをまとめ、ソリューションの試作品を開発する。

今回のデジコンでは、参加学生自らが地域のフードロス問題を自分ごととして捉え、ゼロベースから課題を設定、解決策の提案まで導く。総合コンサルティング企業アクセンチュアがコーポレート・シチズンシップ活動(社会貢献活動)の一環として参画。サポートの下、デジタル技術を用いた課題解決のための方法論を学生が実践する。

また、今回のデジコンでは下関市でフードロスの削減に取り組む地元団体とも連携。フードバンク山口や小売事業者、生産者などの協力のもと、フードロスの現状や削減に向けた既存の取り組み状況を学生がヒアリングし、解決すべき課題を深掘りする。1月の最終審査会では、フードロスの課題解決に向けて、ソリューションの実現の可能性や想定される効果の高さなどを基準に、優れたアイデアを表彰する。入賞アイデアはイベント終了後、下関市やSTEM Leadersなどと連携しながら実装を目指す。

なおSTEM Leadersは、全体の企画運営に加え、学生メンバーがメンターとして課題設定から企画立案、プロトタイプの設定まで伴走する。