2022年09月20日 09:05

ワタミは、11月より高齢者見守り事業「ワタミの宅食 みまもりサービス」の提供を開始する。
65歳以上の高齢者人口割合は2025年には35%超、高齢者独居世帯は750万世帯になると言われている。離れて暮らす親族にとっては、「親が高齢だけど、遠くに住んでいるため毎日は会いにいけない」「毎日ちゃんと食べているか心配」などの心配事が多い現状だ。「ワタミの宅食」のお弁当・お惣菜利用者においても、65歳以上の人が約75%を占めており、人生100年時代に向けてこのようなニーズは益々増加していくことが予想される。また、「ワタミの宅食」ではお弁当・お惣菜を届ける際に、利用者の体調異変などの緊急対応実績が、毎年100件以上あり、各自治体などから多くの感謝状を受けている。これまでは、任意でこのようなサービスを展開していたが、利用者とその親族にも安心を届けたいという想いから、サービス提供開始に至った。
「ワタミの宅食 みまもりサービス」では、担当スタッフが毎日利用者の自宅を訪問し、本人と直接会って話し、体調や生活の状況などを確認する。その状況を、アプリ等を通じて親族へ共有。直接会った情報を伝えることで、IoT機器等では測ることが難しいとされる「表情」や「ちょっとした変化」にも気を配ることができる。コールセンター直通の電話番号を完備しており、緊急時の対応にも備える。
価格は、「ワタミの宅食」お弁当・お惣菜・ミールキットとセットの場合1日150円、みまもりサービス単独の場合1日250円(すべて税込)。