
SBI証券は、9月26日から、個別株オプションの店頭取引である「SBI株オプション」を提供する。
「SBI株オプション」は、国内株式の現物を原資産としたオプション取引で、プット・オプションの売りである「ターゲットバイ」、コール・オプションの売りである「ターゲットセル」の2商品を取り扱う。「現金(プレミアム)を確実に受け取り」つつ、「狙った価格で株を売買」できる「ターゲットバイ」「ターゲットセル」を「手数料ゼロ」で提供する。
同サービスでは、対象銘柄の株価(時価)が判定時にターゲット価格に到達していた場合に、当該ターゲット価格で同社との間で対象銘柄の売買が行われる。「ターゲットバイ」においてはターゲット価格と株価(時価)との差額が含み損(評価損)になり、「ターゲットセル」においては株価(時価)がターゲット価格を上回った分の値上がり益を放棄することになるが、いずれの場合でも現金(プレミアム)を確実に受け取りつつ、狙った価格かつ手数料ゼロで国内株式の売買ができる。対象銘柄の株価(時価)が判定時にターゲット価格に到達していなかった場合には、国内株式の売買は行われず、現金(プレミアム)を受け取ることで取引が終了する。なお、個別株オプションの店頭取引のWEBサービスの提供は、主要ネット証券で初めてとなる。
同社では、同サービスの提供により、個人投資家の人々の資産形成の幅を広げることができるものと期待している。同社は、今後も「業界最低水準の手数料で業界最高水準のサービス」を提供するべく、魅力ある商品の提供・サービスの拡充を行い、顧客の資産形成を支援していく。