2022年09月09日 15:29

まちづくりに取り組む「一色小学校区 元気なコミュニティ協議会」は、10月末から大磯、二宮町でのお試し移住希望者を募集する。一昨年以来続けてきた移住希望ファミリー向けの無料移住体験の機会を、自然環境、生活環境が似通った隣接の大磯町にも広げる。来年1月末までに合計9組の家族に「湘南・大磯、二宮暮らし」を体験し、地元関係者と交流してもらう予定。

コロナウィルスやリモートワークの広がり、働き方改革などをバックに、自然環境に恵まれた大都市郊外への移住に関心が高まっている。大磯町や二宮町は海、山の自然や歴史・文化遺産などに恵まれており、一部では入居物件の不足も。住まいや仕事の拠点をどこにするかは極めて重要な決断となる。通りすがりではなく、自然環境や暮らし、人と人のつながりなどをできる限り実体験したうえで決めてもらいたいと、ショートスティの場を用意した。

宿泊は神奈川県住宅供給公社の二宮団地リノベーション住宅と、一般社団海鈴大磯の所有家屋。宿泊費は無料(食事等は自己負担)。期間中にガイダンスのほか、物件案内、先輩移住者との交流プログラムを設けるが、それ以外は「にのみやオススメマップ」などを参考に、自由にこの地の暮らしを実体験してもらう。

応募締め切りは、10月7日。10月20日に選考結果を連絡する。選考に当たっては、大磯、二宮町に移住を希望する理由、移住が実現して以後の生活や事業プランなどが明確な人を歓迎。応募サイトはこちら