2022年08月24日 15:49

「親子の法則 人生の悩みが消える「親捨て」のススメ」の著者・三凛さとしさんは、25歳以上55歳以下の女性全国2000人を対象に「人間関係の悩みと母親との関係性」について調査を行った。
それによると、76.2%が「人間関係に悩みアリ」と回答。「悩みがある」と回答した人に「自分に当てはまることは何か」尋ねたところ、「人間関係が面倒くさいと思う」(62.0%)が最多。「人とコミュニケーションを取ることが苦手(独りぼっちになりがち)」(39.1%)、「人の目が気になる」(38.1%)と続いた。
今度は全員に「子どもの頃の母親に当てはまることはあるか」を尋ねたところ、悩みアリの59.6%、悩みナシの29.6%が何らかに当てはまった。ただ、「母親は自分を理解してくれなかった」(アリ:21.1%、ナシ:7.5%)、「母親はマイナス(ネガティブ)なことばかり言っていた」(アリ:20.1%、ナシ:7.3%)、など、悩みのアリ/ナシで該当者の割合に差が見られた。続いて「母親との現在の関係」について尋ねたが、この問いも悩みのアリ/ナシで、「母親は自分の価値観を押し付けてくる」(アリ:17.6%、ナシ:4.6%)などのように差が見られた。
三凛さんは、「母親との関係が現在良くない人や過去に母親から心を傷つけられた経験がある人の方が、そのような経験がない人に比べ、大人になってから対人関係の悩みを抱える可能性が2~3倍高いことがわかった。つまり、人間関係の悩みは母親との関係と相関関係にある」と語っている。詳しくはこちら。