2022年08月23日 15:53

Rehab for JAPANは、在宅のデイサービス利用者に対して、オンラインで介護リハビリを提供するサービスの実証実験を開始した。今回の実証実験では、デイサービス事業者と協業して在宅中の利用者に対してタブレット端末とオンラインでの動画・ライブ視聴ツールを提供。同社の理学療法士等のリハビリ専門職が、直接運動プログラムを実施する。

利用者は、同社が作成した在宅環境に適した運動プログラムを視聴しながら運動を実施。その様子をオンラインで同社のリハビリ専門職が見てフィードバックし、双方向でのコミュニケーションを取ることが可能。事業所の業務負担を抑えながら、自宅でも機能訓練計画と連動した運動プログラムを実施することで利用者のADL・QOL改善に寄与。継続できるサービスモデルになるかを検証していく。8月から東京都練馬区にある「リハビリ型デイサービストータルリハセンター光ヶ丘」の協力の元、実証実験を開始する。

対象となる利用者の自宅には、事業者スタッフと同社のリハビリ専門職が訪問し、ツールの使用方法説明並びに利用者の身体の状態を考慮した上でタブレット端末のセッティングを行う。また実際のプログラム提供時も、体調などの状態確認等、安全性に十分配慮した上で実施していく。今回の実証実験での取り組みを踏まえ、同社は今後オンライン介護リハビリの事業化・社会実装を推進していく。