2022年06月21日 09:12

ヤンマーホールディングスのグループ会社であるヤンマーeスターは、4月28日にオープンした地域創生型商業施設「THE OUTLETS KITAKYUSHU」に、食品廃棄物の資源循環を実現するバイオコンポスター「YC100」を納入した。
1912年に大阪で創業したヤンマーは、1933年に世界で初めてディーゼルエンジンの小型実用化に成功した産業機械メーカー。「大地」「海」「都市」のフィールドで、産業用エンジンを軸に、アグリ、建機、マリン、エネルギーシステムなどの事業をグローバルに展開し、利用者の課題を解決するソリューションを提供している。
ヤンマーは「A SUSTAINABLE FUTURE-テクノロジーで、新しい豊かさへ。–」をブランドステートメントに掲げ、次の100年へ向けて持続可能な社会の実現に貢献していく。
「THE OUTLETS KITAKYUSHU」はイオンモールが管理・運営する大規模アウトレット施設。ショッピングのほか、博物館などの「学び」や体験型アミューズメント施設を併設するだけでなく、カーボンニュートラルやフードロスなどの社会課題解決に向け、積極的に取り組んでいる。導入されたバイオコンポスターでは、食べ残しや専門店の調理時に発生する生ごみなどの食品廃棄物を回収し処理する。処理後の生成物は、堆肥として施設内の植栽への使用や地元農園への提供など、資源循環型の取り組みに活用される。