2022年06月13日 12:20

千葉大学は、環境ISO学生委員会の提案より、プラスチックごみを減らすために、千葉大学生協の協力を得て6月13日から、プラスチックストローの無料配布を中止し、米ストローを有料で販売する。
千葉大学生協では、500mlの紙パックの購入者にプラスチックストローを配布しており、コロナ前は年間約3万本を使用していた。そこで、環境ISO学生委員会はプラスチックごみ問題への意識啓発のために、2019年7月に、生協の協力のもと、プラスチックストローの配布停止と「紙ストロー」の有料化に関する実証実験を行った。その結果、ストローの利用率が半減する効果があった一方で、紙ストローの利便性や使い心地に課題が残った。
2020年度、学生委員約20名で竹、草、紙、生分解性など様々な材質のストローの飲み比べを行い、竹ストローを採用して、1月に新たな実証実験を実施。実証実験とアンケートの結果から、代替ストローの有料化について賛同を得られたことから導入が決まり、より安い値段で採用できるストローを探したところ、竹ストローの実証実験についての報道を見た米ストロー販売元のUPayから連絡を受け、米ストローを知った。見た目もカラフルで、耐久性もあり、食べられるほど自然にやさしい米素材のストローであることがわかり、試用実験を経て、ついに本格導入をスタートさせることができた。
米ストロー販売価格は1本5円。期間は6月13日~終了未定。場所は、西千葉キャンパス・松戸キャンパス・亥鼻キャンパスの千葉大生協各店舗。