2022年06月06日 09:04

ANIFTYは、5月31日をもって、クリーク・アンド・リバー社(C&R社)の子会社となった。

C&R社は、ライツマネジメント(知的財産の収益化)事業として、海外版権エージェンシーや新人作家の発掘を行う「漫画LABO」の運営、「ブラックジャックによろしく」や「カイジ」などの著名漫画のNFT化による新たな収益化を積極的に展開。また、約850名が在籍する日本最大級の「C&R Creative Studios」を開設し、ゲームや映像などのコンテンツ開発を進めている。

ANIFTYは、第5回・第6回CO.NECT東京大学ブロックチェーン起業家支援プログラムに採択され、東京大学ブロックチェーンイノベーション寄付講座の支援のもと設立されたスタートアップ企業。絵師とファンのためのNFTプラットフォーム「ANIFTY(アニフティ)」を運営するANIFTYは、5月31日をもって、C&R社の子会社となった。同社は、今後もNFTマーケットプレイス「ANIFTY」の運営を継続し、機能およびユーザー体験の向上に努める。さらに、今回のグループ化により、C&R社がネットワークする約9万人の漫画家や作家の優れた「デジタールアート」を流通させるほか、映像クリエイターの「ショートムービー」や声優の「音声コンテンツ」などもANIFTYのプラットフォームに流通させる計画だ。

両社は、日本のアニメ産業をアップデートし、新たな業界標準とビジネスモデルを創出することで、ミッションである「クリエイターの生涯価値の向上」と「クライアントの価値創造への貢献」を実現していく。

ANIFTY