2022年05月12日 15:22

ギークスは、企業案件に参画するITフリーランスを対象に、「案件の選び方に関する意識調査アンケート」を実施した。
まず、案件を選ぶ際に最も優先する項目は、「報酬金額」と「作業内容」が同率で第1位となった(20.6%)。次いで、「常駐/リモートワークをする頻度」(19.8%)、「スキルマッチしている(経験を活かせる)」(10.7%)が続く。2021年3月の調査では、「常駐する頻度(リモートでの参画が可能か)」の優先順位が最も高くなっていたが、リモートでの参画が一般的になり、「作業内容」や「報酬金額」などの条件を優先する人が増えたと考えられる。
また、フリーランス歴別で比較すると、フリーランス歴が短いほど「スキルアップができるか」を重視。フリーランス歴が長くなるほど「報酬金額」を重視する傾向がみられた。
一方、ITフリーランスが案件を選ぶ際に最も優先しない項目は、第1位が「参画する企業の設立年数」(43.5%)だった。次いで、「参画する企業の従業員規模」(24.4%)、「参画する企業の所在地」(10.7%)。
エージェントに求めていることは、「現在参画中の案件について、契約条件(報酬金額など)を交渉してもらうこと」はITフリーランスの76.3%が求めていると回答し、最も多い結果に。次いで、「市場感を知ること」(73.3%)、「現在参画中の案件について、働く環境を参画先と調整してもらうこと」(55.0%)となった。なお2021年の調査では、「働く環境を調整してもらうこと」を求める人が最多、次いで「市場感を知ること」だった。