2022年02月15日 15:01

昭文社は、2005年の初版発売以来、累計130万部を超える発行部数を記録している「帰宅支援マップ 首都圏」の最新版を、2月18日より発売する。
首都圏では、直下型地震の可能性が年々高まっているとされている。日頃から、勤務先や外出先周辺の滞在・支援施設までどのように安全に移動し、帰宅すべきか。そうしたことを想定、準備、共有しておくことは重要。本地図は都心の主要エリア (池袋・新宿・品川・台場・豊洲・新橋・秋葉原・上野・巣鴨など)を、全て1:15000の統一縮尺で収録している。見やすく詳細な地図で、勤務先や外出先から一時滞在施設や帰宅支援ルート起点までの移動に最適。
さらに東京都選定の帰宅支援対象道路や、隣接する県の緊急輸送路を中心に、13の帰宅支援ルートを収録。全ルートについて丁寧な実踏調査を重ね、一時待機後に「歩いて帰宅する」ことを想定した情報収集を行っている。ルート図は、都心部の各ルートの始点を下に、進行方向を上にすることで、前方に見える景色と地図が直感的にマッチしやすいように工夫した。また、縮尺も全て1: 30000に統一されているので、移動の際の距離感が分かりやすくなっている。
掲載内容面では、地球科学のエキスパートである応用地質社の協力のもと、震災時における主要道路の安全性を3段階の歩行困難度で表示。さらに、独自の実踏調査で確認した危険箇所や、休憩場所も併せて掲載。その他、水・トイレ・情報などを提供する帰宅支援ステーションなどの施設も見やすく表示している。定価1100円(税込)。