2022年01月04日 14:16

宝島社が発行する月刊誌「田舎暮らしの本」は、1月4日発売の2月号で、「2022年版第10回住みたい田舎ベストランキング」を発表する。

「住みたい田舎ベストランキング」は、「田舎暮らしの本」が2013年2月号より毎年実施しているランキングで、今回で10回目を迎えた。移住定住の促進に積極的な市町村を対象に、移住支援策、医療、子育て、自然環境、就労支援、移住者数などを含む276項目のアンケートを実施。751の自治体から集まった回答をもとに、田舎暮らしの魅力を数値化し、ランキング形式で紹介している。

読者が移住を考える際、希望するまちの情報を規模ごとに選択できるよう、今年は人口別に5つのグループに分けてランキングを実施。さらに、日本では単身者が増加しており、単身で移住する人や、地方移住へ関心を持つ単身者も増加していると考え、従来までの「若者世代部門」を「若者世代・単身者部門」に変更。世代によって多岐にわたるニーズに対応できるよう改定した。

「人口1万人以上3万人未満のまち」では大分県豊後高田市が「若者世代・単身者部門」「子育て世代部門」「シニア世代部門」1位の3冠で10年連続ベスト3入りを達成。173項目もの支援で全世代の支持を集め、まさに全国有数の移住先進地といえる。「人口20万人以上のまち」では秋田県秋田市が「シニア世代部門」で初の1位を獲得。高齢者に優しい都市を目指しており、緊急時の通報システムなど、シニア層に向けた手厚いサポートを実施している。

田舎暮らしの本」2022年2月号は、1月4日発売、特別定価850円(税込)。