2021年12月17日 13:01

ラクスルとワタミは、チラシのポスティングに関するOMOマーケティングの実証実験を開始した。

ラクスルではチラシの印刷からポスティングまで一気通貫したサービスを提供しており、これまで様々な企業に活用されている。一方、チラシのポスティングはWEB広告等と比較した場合、効果が見えづらくCPAが合わない、どのエリアにどのように予算投下をすることで売上に寄与するかが不明瞭であるといった課題がある。特に全国でチェーン展開している業態はフランチャイズ店も多く、本来であれば直営店同様に各フランチャイズ店も販促宣伝活動に力を入れ、店舗売上を伸ばしてほしいと思っているものの、成功パターンがないため運営側からフランチャイズ店への提案が難しいという状況も抱えている。

今回、ワタミより上記のような課題を聞き、2社で手を組んでチラシポスティングの効果測定における実証実験を開始することになった。店舗業態に合わせた配布エリアやチラシデザインの提案、チラシに印刷したQRコードからいつアクセスがあったかなど、データを分析しPDCAを回すことで、OMOマーケティングの成功パターンを探る。今後、結果が見えてきたタイミングで実証実験の結果を公開予定。

具体的な実証実験内容は、ワタミ「から揚げの天才」にて12月14日~24日にポスティングのテストを開始。店舗業態(ロードサイド店、商店街内店舗など)ごとに商圏となるエリアを選定し、チラシデザインのABテスト、チラシ内のどのQRコードが読込まれたか、タイミングなどを分析し効果の最適化を目指す。

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