2021年11月29日 12:51

水産加工業者「ふく成」は、「鯛の○○シリーズ」の第2弾として、天草産真鯛使用の「鯛のピザ」を12月4日より販売を開始する。「鯛の○○シリーズ」のコンセプトは、「こども達に喜んで食べてもらえる魚料理」。地域活性化の一環として、地元の会社とのコラボレーション商品を取り入れ、出来る限り熊本県産の食材を使用している。

第1弾の「鯛のかつ」は、肥後国屋との共同開発で誕生した。今回の第2弾「鯛のピザ」は、現在大注目の低糖質パンを販売しているYOSHIPAN(ヨシパン)との共同開発によるもの。ピザ生地に使用する小麦・塩・水は熊本県産、真鯛は天草産を使用している。

鯛の身に多く含まれているたんぱく質は、筋肉や臓器などをつくる大切な成分であり、身体の働きを調節する酵素やホルモンもつくりだす。しかも鯛のたんぱく質は、グルタミン酸をはじめとする必須アミノ酸をバランスよく含んだ良質のもの。鯛のたんぱく質に入っているアミノ酸のうち、旨味成分のイノシン酸は分解速度が遅いので、調理してから長時間経っても旨味成分が存分に残っている。また、体内の余分な塩分を輩出して高血圧や動脈硬化を予防する。

さらに、鯛にはアレルギーの原因となるヒスタジンが少なく、消化吸収力や抵抗力の弱い乳幼児や高齢者にぴったりの食材。熊本県の食材をふんだんに使用した「鯛のピザ」はマルゲリータ、マリナーラ、ジェノベーゼの3種類発売予定。価格880円(税込)。詳しくはこちら