2021年11月08日 15:43

SCENTMATIC(セントマティック)と紀ノ國屋は、11月9日より紀ノ国屋 渋谷スクランブルスクエア店に、日本酒ソムリエAI「KAORIUM for Sake」を使ったAI実証実験スポットを設置する。
「KAORIUM for Sake」は、人間の感性を自然言語処理によって日本酒とマッチすることができるAIシステム。「癒やされたい」「気合を入れたい」などのその日の気分と、店頭にある日本酒とのマッチ度を計算し、相性の良い日本酒をレコメンドする。この技術により、これまでは経験と感性を持った利酒師やソムリエだけが可能であった「人間の感性にそった楽しいお酒選び」という接客体験が、小売店の店頭でも実現可能になる。
また、気分やニーズから選ぶだけではなく「KAORIUM for Sake」では、膨大な風味表現データによる日本酒表現を実現する。「フルーティなお酒」というアバウトな表現ではなく、「白ぶどうとライチのような風味を持ったお酒」というように、日本酒銘柄ごとに具体的な「風味マップ」としてビジュアライズ。それにより、自分が好きなお酒や飲んでみたい風味をより具体的に探すことが可能に。
日本酒ソムリエAI「KAORIUM for Sake」の持つ風味データを活用し、紀ノ国屋 渋谷スクランブルスクエア店にある相性抜群の日本酒とフードの組み合わせをレコメンドするペアリングサイネージも設置。フルーツやポテトチップスなど、普段なかなか日本酒と組み合わせることのないペアリングもAIが提案する。詳しくはこちら。