2021年11月02日 09:48

読売旅行は、11月1日から読売新聞デジタルサービス用の「読売ID」でオンライン予約など旅行のデジタルサービスを活用できる「ID共通化」の運用を開始する。
ID共通化は、読売新聞グループ本社が推進するグループ会社とのID共通化事業の一環で、読売旅行はその第一陣となる。これまで、読売新聞と読売旅行はデジタルサービスをそれぞれ別のIDで利用していたが、「読売ID」に共通化することで、垣根なくニュース閲覧から旅行予約までの幅広いサービスをより便利に利用できるようになる。読売新聞グループはプロ野球、遊園地、カルチャーセンターなど多様なサービスを展開している。今後、「読売ID」でログインできるグループ会社の会員サイトを増やすことにしており、利用範囲はさらに広がっていく予定だ。
読売旅行は「読売ID」の顧客基盤に蓄積されたデータを活用して、各ユーザーの属性や趣味嗜好に合った、新しいデジタルマーケティングを展開していく計画。ギフト券や電子マネー、現金などに交換できるグループのポイントサービス「よみぽ」も活用して、付加価値を高める。
11月1日~30日には、「同社ホームページから読売IDを新規取得した人」「既に持っている読売旅行IDを読売IDと共通化した人」を対象に、抽選で2000名に500よみぽをプレゼントするキャンペーンを実施。キャンペーン期間中にIDを共通化したうえで、よみぽランドから旅行商品を予約すると、貯まるポイントも通常の2倍になる。