2021年10月04日 18:17

バタフライピー研究所は、3月よりバタフライピー産業推進団体を発足、沖縄県産バタフライピーの普及に努めるとともに、沖縄県産バタフライピーの成分調査を進めてきた。研究機関の詳細な調査の結果、沖縄県産バタフライピーには100gにつき85mgものアントシアニンが含まれていることがわかった。含有量としてはブルーベリーの約10倍となる。

アントシアニンは抗酸化物質であるポリフェノールの一種で、眼精疲労、アンチエイジング、美白・美肌、白髪・抜け毛対策、髪質改善など様々な健康効果があると期待されている。タイなど東南アジアの国では医療の一部として古くから重宝されており、現代人に有効な栄養成分として注目されている。

青い花が蝶の形に似ていることから「バタフライピー」と呼ばれ、和名を「蝶豆(チョウマメ)」という。抗酸化物質ポリフェノール「アントシアニン」が多く含まれ、高い抗酸化作用からアンチエイジング効果が、血液循環を向上させる機能により眼精疲労の予防や生活習慣病予防効果が注目されている。天然色素で青く染めることが可能なため、着色料を使用せずにあざやかな青色が表現できることが特徴。レモンやシークワーサーなどを加えると青から紫へと変色することから、SNSなどでも話題となっている。

バタフライピー研究所では、10月1日より業務向けの沖縄県産バタフライピー原料の販売を開始。飲料などに使用できる乾燥バタフライピー、スイーツなど幅広く使用できるバタフライピー粉末の他、新たな商品を開発していく。