2021年08月04日 14:30

見谷陶器は、クラウドファンディングプロジェクトにて総額618万2830円、応援サポーター597名と多くの支援を受けた「火山灰プレートHAI」を8月10日より一般発売開始する。
桜島の噴火に伴う火山灰、その量は年間100万トンを超えることもある。そのほとんどが有効活用されていないのが現状だ。このような状況下で、火山灰を有効活用できる製品を開発できないかという思いを持った技術開発者と美濃焼の産地土岐市の見谷陶器が繋がり、ノウハウを掛け合わせ、今回の新素材プレートの開発にたどり着くことができた。
「火山灰プレートHAI」は、遠赤外線放射率が非常に高く、素材の中から旨味をぎゅっと凝縮する。肉や野菜はもちろん、ハンバーグやピザなどにもお勧めだ。煙の発生は油が蒸発する時に起こる。「火山灰プレートHAI」は、弱火~中火で焼ける為、油の蒸発を抑え、結果煙の発生も少なくなる。家の中や外でも使える利便性があり、場所を問わない。衣服や髪の毛等への煙の臭いが少なくなるのもポイントだ。蓄熱性に優れているこのプレートは、少しの火加減で熱が全体に伝わるため弱火で使える。火を消した後もしばらくの間は予熱で食材を温めておくことができるので、エコにも繋がる。冷えると固まりやすいピザも、とろとろチーズのまま楽しめる。
一般予定販売価格は、「丸型(1人~4人用)」1万3500円、「長方形型(1人~3人用)」1万1500円、「正方形型(1人~2人用)」9500円(すべて税込)。