2021年06月07日 13:14

ネクストミーツは、亀田製菓と共同での商品開発を開始した。

日本発フードテックベンチャーのネクストミーツは、「地球を終わらせない」を理念として掲げ、気候変動問題と食料危機に立ち向かうべく、代替肉の分野で事業活動を進めている。世界初の焼肉用フェイクミート「NEXT焼肉」シリーズ、100%植物性の牛丼「NEXT牛丼」や、鶏肉タイプの代替肉「NEXTチキン」などをこれまでに販売してきた。

人間の体は、約70%を占める水を除くと、最も多い物質がタンパク質(約15%)となっており、一日あたりのタンパク質平均必要量は成人男性で50g、成人女性で40gと定義されている(厚生労働省より)。お菓子からも手軽にタンパク質を摂取してもらいたいという想いから、ネクストミーツと亀田製菓は、2020年12月より協議を開始し、代替肉とお菓子とのコラボレーションについて研究と試作を続けてきた。

ネクストミーツの研究所では、各国の研究者が集い日々代替肉の研究をしており、気候変動問題や、食糧危機によるタンパク質不足などの課題に取り組んでいる。今回、亀田製菓のお米総合研究所と共同で開発を進めることにより、お互いの技術やスキルが活かされ、おいしく手軽にタンパク質を摂取しながら、地球環境にも貢献していける取り組みを進めることができる。共同開発する商品は、年内の発売に向けて準備を進めており、食品ロスを出さないよう少量生産の限定発売から開始し、徐々に販売チャネルを広げていく計画だ。

ネクストミーツ