2021年05月14日 12:29

西日本新聞社は、販売網や制作機能などのリソースを活用し、スタートアップ企業などとの新規事業につなげるオープンイノベーションプログラム「X-kakeru(かける)」を初めて実施、6月末まで事業のアイデアを募集する。
西日本新聞社は、「地域づくりの先頭に立つ」という理念のもと、販売網や制作機能など、新聞社が持つ経営資源を活用した新規事業の創出を目指す。ついては、スタートアップ企業、個人、学生、企業の新規事業担当部署などから広く事業のアイデアを募集する。タイトルの「kakeru」には、「架ける」「掛ける」「駆ける」「翔ける」など、さまざまな「かける」の意味が込められており、「X=未知数」と合わさって新たな可能性が開けることを願っている。
応募テーマは、「地域づくり~xコミュニティーの創出・活性化・課題解決」、「DX~事業の創出と既存事業の変革」。応募条件は、個人、法人いずれも可能。業種・分野は不問。選考基準は、ビジョンや考え方、新規事業やサービスの実現性、事業およびマーケットの成長性、西日本新聞グループとのシナジーの可能性。受賞特典として、西日本新聞グループのリソースを活用した協業の検討、出資や業務提携による事業支援、外部コンサルタントとの連携によるハンズオン支援、表彰(最優秀賞1件・賞金30万円、優秀賞3件)などがある。
締切は6月30日。1次、2次選考を経て11月上旬に最優秀賞1点ほかを選出。報告会を実施した後、協業を検討する。