2021年04月20日 12:17

マイボイスコムは、6回目となる「オール電化住宅」に関するインターネット調査を3月1日~5日に実施し、1万24件の回答を集めた。

同社は、インターネット調査を中心に提供している伊藤忠グループのリサーチ会社。今回の調査結果によると、オール電化住宅に住んでいる人は14.3%、持ち家一戸建て居住者の2割強。中国や四国では3割と、他の地域より高くなっている。オール電化住宅にしたタイミングは、「新築一戸建て・注文住宅を購入時に、オール電化にした」がオール電化住宅居住者の41.6%、「住んでいる一戸建ての設備を、オール電化に工事・リフォーム」が35.8%。「オール電化の新築マンションを購入」「オール電化の賃貸マンションに引っ越した」が4~5%となっている。

オール電化住宅に満足している人は、居住者の91.2%。オール電化の新築マンションを購入した人では、「非常に満足している」の比率が他の層より高い。一方、オール電化の賃貸マンションに引っ越した人では「あまり満足していない」が高くなっている。オール電化住宅にした理由は(複数回答)、「安全」がオール電化住宅居住者の52.7%、「光熱費が一本化され管理しやすい」が39.7%、「光熱費が節約できる」が38.9%。以下「IHクッキングヒーターを使いたかった」「空気が汚れにくい」「エコキュートを使いたかった」が各20%台で続く。

オール電化住宅の居住意向者は「住みたいと思う」「まあ住みたいと思う」を合わせて2割強。中国や四国では4割を超える。オール電化住宅居住者では8割強、非居住者では1割強となっている。

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