2021年02月12日 16:37

凸版印刷は、バーチャルとリアルを融合した新しい働き方を支援するサービス「IoA Work(TM)」を開発。2021年2月15日(月)より試験提供を開始する。

「IoA Work(TM)」は、凸版印刷が持つ「IoA仮想テレポーテーション」技術を用いて利用者が、働き場所となるオフィスをリアル空間とデジタル空間から自由に選択し、新しいリモートワークの環境を提供するサービス。コクヨが提供するパーソナルワークスペース「WORK POD(R)」を専用にカスタマイズした「IoA POD™」で利用することが可能。

デジタルツインの概念を元に、凸版印刷が持つデジタルアーカイブ技術により、現実のオフィスと同様の「デジタルツイン・オフィス」がデジタル空間上に再現され、利用者は双方の空間に存在するアバター(利用者の分身)を行き来し、リモートワークを行うことができる。リアル空間では分身ロボットを、デジタル空間上ではバーチャルアバターを使用し、利用者の抱えるさまざまな制約(時間、距離、性別、年齢)に捉われない働き方を実現する。

また、発売前の商品レビューは分身ロボットで実物確認、アイディアソンやブレストなどの価値観共有やブラッシュアップはデジタルオフィスのバーチャルアバター同士で行う等と活用できる。なお「IoA Work™」は、コクヨがリニューアルオープンする自社ビル内の施設「THE CAMPUS」(東京都港区)において、2021年2月15日(月)より一般公開する。