2020年11月16日 09:40

Sansanは、同社が提供する法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」において、オンライン会議で名刺交換をスムーズに行うことができるQRコード付きバーチャル背景の提供を開始した。
新型コロナウイルスの感染拡大防止措置として、企業はリモートワーク導入をはじめとした働き方改革や、イベントやセミナーのオンライン開催への移行を迫られている。このような中、Sansanは、オンライン上でもこれまでと変わらず名刺交換ができる「オンライン名刺」機能を6月に発表し、すでに3000社を超える企業が利用を開始している。今回、Sansan上で自分の名刺情報へアクセスできるQRコードを組み込んだ、オンライン会議用のバーチャル背景を自動作成する機能を追加した。
QRコードには、会社が指定した会社ロゴの表示も可能であるため、社員が統一した背景を設定することで、リモートワークや在宅勤務といった業務環境に左右されることなく、対顧客に対するブランドイメージに、一貫性を持たせるよう整えることが可能。また、オンライン商談では、「アイスブレイクしづらい時がある」など、コミュニケーションに課題を抱えるビジネスパーソンが増えている。常時背景にQRコードを表示させることで、名刺交換をきっかけとした話題提供がしやすくなり、ビジネスの始まりの円滑なコミュニケーションを後押しする。バーチャル背景は、ずっとオンライン画面で相手に表示されているため、最初だけでなく、途中参加者や後のタイミングなど、受け手側の都合に合わせて、名刺情報の登録と返送が可能だ。