2020年07月15日 17:55

ホクシンハウスは、企業の経営者を対象に「withコロナ以降のオフィス環境」に関する調査を実施した。調査では、まず「テレワークをして社員の仕事の効率に変化はあったか」と尋ねたところ、「上がった(31.3%)」「変わらない(34.8%)」と回答した経営者が多く、6割以上の企業が現状維持または今まで以上に良くなったと考えていることが分かった。

「テレワークをして課題に感じたこと」としては、「社員同士のコミュニケーションが取りづらい(49.6%)」と回答した人が最も多く、次いで「仕事環境が整っていない(32.0%)」「社員同士の交流が減ってしまう(31.2%)」「社員・新卒研修がやりづらい(30.2%)」と続く。

ただ、課題に感じる点はあるものの、テレワークでの社員の仕事効率に変化なし・上がったと回答した経営者は多い。そこで「これからもテレワークを続けるか」と質問すると、7割以上が「続ける(26.6%)」「部分的に続ける(49.8%)」と回答。経営判断として、テレワークを継続することにメリットを感じる人が多いようだ。

「テレワークを続けるにあたって、オフィスの移転・解約を検討しているか」との質問には、2割が「既に移転した(8.3%)」「既に解約した(11.5%)」と回答し、3割以上が「移転を検討している(26.0%)」「解約を検討している(6.6%)」と回答した。さらに、地方移転もしくは拠点を増やすことに前向きな意見も集まった。