2020年05月13日 16:18

ロート製薬は、4月30日時点で喫煙していない従業員が99.9%に到達した。

同社は、20年以上前から受動喫煙対策および従業員の卒煙支援に取り組んでおり、事業場内喫煙所の廃止や禁煙外来の全額補助制度など積極的に卒煙支援に取り組んできた。そして、2018年には「2020年4月までに喫煙率ゼロを目指す」という目標を掲げ、喫煙習慣から卒業できるように取り組み、喫煙していない従業員が99.9%に到達した。

同社の卒煙推進の主な取り組み・制度は、「本社・事業所にて分煙化をスタート(1996年~)」、「事業所内喫煙所の廃止および事業場内全面禁煙(2007年~)」、「卒煙ダービー(2018年~)」、「ノースモーキング手当および卒煙手当の支給(2019年~)」、「禁煙推進企業コンソーシアムに参加し、自社の取組みを発信(2019年~)」。同社では、2019年1月から「健康社内通貨 ARUCO(アルコ)」を導入。これは従業員の健康的な生活習慣や行動によってコインが獲得でき、貯まったコインは健康的な食事やリフレッシュ体験、社内セミナーなどに利用できる、という制度。喫煙していない人は毎月500コイン、年間では6000コインがノースモーキング手当として付与される。

同社では、人生100年時代を見据え世の中の健康寿命の延伸に貢献することを目指している。その第一歩として、まず従業員自身が健康でありたい、という想いのもと健康経営に積極的に取り組んでおり、従業員自らの意思を尊重・後押しする形で喫煙習慣から卒業できるように取り組んできた。引き続き健康増進につながる卒煙活動は継続していく。

ロート製薬