2020年01月27日 15:30

徳島県三好市は、地域外からの関係人口創出を目的とした新プロジェクト「たまには地域おこす課」を発足した。

「たまには地域おこす課」とは、たまには楽しく「地域おこし」を合言葉にした「体験型地域貢献プログラム」。豊かな自然に囲まれ、観光資源が豊富な徳島県三好市だが、一方で人口減少、空き家の問題や農業の承継問題など地域の課題を数多く抱えている。「たまには地域おこす課」では、そんな一つ一つの課題を三好市の観光資源でもある「妖怪」として表現し、妖怪たちを助けることで地域を元気にするミッションを展開している。

三好市では2019年、第1回目のミッションとして三好市山城町で語り継がれてきた妖怪伝説を継承・広めるためのイベント「やましろ狸まつり」ならびに「妖怪まつり」に協力。狸メイクをしたり、妖怪の着ぐるみを着てパレードに参加するなど、地元の人と一緒にお祭りを盛り上げた。

今回は、新たなミッションとして、2月1日・2日に開催される「ジビエ体験」の参加者を募集。自然豊かな徳島県三好市では、農作物を荒らすシカやイノシシなどの害獣被害が深刻化している。しかし、彼らもまた山の大切な命。ただ駆除してしまうのではなく、しっかりと処理をすれば、牛や豚にも負けない旨みのある美味しいジビエ肉となる。今回は山での簡単な狩猟体験とジビエ肉を味わうことで、山間部の暮らしを体験できる。

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