2017年07月31日 15:48

主婦の友社が発行する書籍「バナナを逆からむいてみたら」の7月30日付の新聞広告に加藤一二三九段が登場した。
「バナナを逆からむいてみたら」は、「世界的瞑想の師」と言われるアーチャン・ブラームさんが、「悩みや不安、怒りは「人生の見方」を変えると、あっけないほどにラクに解消することができる」と、仏教の教えを32のユーモラスなショートストーリーにして説いた一冊。
加藤一二三九段の対局中の行動に「ひふみんアイ」というのがある。これは昭和54年の中原誠五冠(当時)との対局の際、相手側に立って盤面を見たら、思いがけない必勝の一手が浮かんだことに端を発している。これは、まさに本書のコンセプトと同じ発想だ。加藤九段には、対局中にバナナを十数本食べたことがあるという「ひふみん伝説」があり、バナナを逆からむく派でもある。
今後加藤九段とコラボレーションした書店店頭POPや帯も製作する予定だ。
「バナナを逆からむいてみたら」は1200円+税。