2016年10月17日 11:53

世界文化社より、「成田屋の食卓-團十郎が食べてきたもの-」が10月17日、発売された。本書は、十二代目市川團十郎夫人・堀越希実子さんが初めて明かす、成田屋(團十郎家)の家庭料理についてのエッセイ本。
春夏秋冬一年を通じ、團十郎、海老蔵も食べてきた献立の数々を紹介し、著者自らが料理や家族にまつわる思い出を語り下ろす。歌舞伎の芸と伝統が役者に受け継がれていくように、子どもたち、孫たちに伝えたい「成田屋の味」は、愛情あふれるものばかり。巻末では、紹介された料理のレシピも初公開されている。
著者である堀越希実子さんは「今回の原稿は麻央ちゃんにも読んでもらった。私もまた料理を作りたい!と、とても喜んでくれ、その言葉を聞いて、私自身とても前向きな気持になることができた。これからも家を守り、次の世代によい形で引き継いでいけるよう頑張っていこうと、思いを新たにした」と語っている。定価1728円(税込)。