2015年04月01日 16:23

世界最大の旅行口コミサイト、トリップアドバイザーは、2014年に旅行者から寄せられた外国語の口コミからみる訪日外国人旅行者の実態を発表した。

訪日外国人旅行者の増加を受け、2014年に日本の観光地に寄せられた外国語の口コミ数は前年の1.7倍に増加。外国語の口コミ投稿数を都道府県毎に見ると、東京都・京都府・大阪府に投稿された口コミが全体の6割に及ぶことから、外国人旅行者の訪問先は未だ限定的であると判明した。地方への更なる送客拡大が課題である様子が浮かび上がっている。

上位20の都道府県の口コミ件数増加率を見ると、昨年に比べて、山梨県、沖縄県、兵庫県、奈良県などがそれぞれ2倍近く増加。内訳を見てみると、多数の言語の口コミが寄せられており、アジアのみならず世界中の旅行者が訪れ、口コミを書いている様子が読み取れる。