2014年11月19日 12:41

Spansionと大日本印刷は、スパンションのエネルギーハーベスティング向け電源ICを搭載したBluetooth 対応の専用「Beacon(ビーコン)」を使って、屋内位置情報サービスおよび「O2O(Online to Offline)」サービスの実証実験を開始する。

スパンションのエネルギーハーベスティング向け電源ICは、電池や燃料なしで駆動可能な、環境に配慮したIoTデバイスの開発を可能にする。「ビーコン」に実装されたこのICは、太陽光と振動の両方から効率的にエネルギーを採取することができる。電源はモジュールに組み込まれた名刺半分大の太陽電池パネルから供給される。太陽電池は日常生活で使用される標準的な室内照明と同程度の量の光を使用して連続動作が可能である。

スパンションは、11月19日~21日に、パシフィコ横浜で開催されるET展の同社ブースで、エネルギーハーベスティングのデモ展示を行う。

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