2014年11月06日 14:44

宣伝会議主催の国内最大規模の公募広告賞「第52回宣伝会議賞」の作品集計結果がまとまり、応募総数は過去最高の52万3392点を記録した。これまで過去最高だった前回の48万8916点から、3万4476点増加した。

宣伝会議賞は、広告表現のアイデアをコピーとCM企画で競う公募形式のコンペティション。1962年、雑誌「宣伝会議」の創刊100号を記念して創設された。企業の実際の商品・サービスを課題として、今回は41社が課題を提供した。作品の内訳はキャッチフレーズが51万6266点、テレビCMが4128点、ラジオCMが2998点。第51回の内訳と比較すると、キャッチフレーズが3万5188点増となったほか、ラジオCMが352点増と大幅に増えた。

応募点数は、40回目の2002年に10万点を初めて突破。05年に20万点を超え、さらに09年に30万点を突破。以降毎年増加して、前回の第51回で40万点を超え、今回の第52回で50万点を突破した。第51回の一次審査通過率は1.44%。今回もさらなる激戦が予測される。